腹筋による腰痛
こんにちは。
CONNECTカイロプラクティック新橋の永田です。
今日こんな記事を見つけました。
私も昔から腰痛に悩まされていて、お医者さんにかかると必ず腹筋をしてくださいと言われたものです。
確かに腹筋は必要です。
腰痛で骨盤ベルトを巻く方が多いですが、腹筋(特に腹横筋という筋肉)は人体に元から備わる天然の骨盤ベルトと言われています。
それを鍛えることで、確実に腰への負担は軽減します。
ではなぜ、腹筋がいけないのか?というお話をしましょう。
普段は整体みたいになるので解剖学のお話はあまりしないのですが今日は特別です。
みなさんがイメージしている腹筋は
寝た状態で膝を曲げ上半身を起こすいわゆる上体起こしだと思います。
しかし、このトレーニングが腰に悪いんです。
実際の腹筋の可動域は床から体を起こす20〜30度くらいです。
ちょうど、肩甲骨が浮くギリギリくらいの範囲です。
しかもこの範囲を越すと腰や体幹を支える腸腰筋という筋肉に動きのメインがシフトしていきます。
つまり、腸腰筋のトレーニングになってしまいます。
腹筋をやると腰が痛いという方は十中八九腹筋ではなく、腸腰筋のトレーニングになっています。
私も例に漏れず腸腰筋を鍛えておりました。
そのため、やればやるほど腰を痛めていました。
この癖がついている人はどんな腹筋の鍛え方をしても腹筋はほとんど、使えず腸腰筋が優位に働き、逆効果になります。
私もこの癖を取るのに半年近く地味な腹筋を繰り返し癖付けしました。
本当に地味なトレーニングを…汗
トップの画像は私の愛読書「防弾腹筋」です。
これにはかなり細かい腹筋の解剖学からトレーニング法まで記載されています。
興味のある方はぜひ一読してみてください。
体の使い方をリセットしたい時は背骨の調整で神経の働きを正常化しそれからトレーニングを行うとさらに効果的です♪
トレーニング方法はまた次回!!!
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